充足可能性判定を用いたセルレイアウト生成

セルベース設計で用いられるスタンダードセルレイアウトの大きさは最終的なレイアウトの面積に直接影響を及ぼすため、それらの面積は最小のサイズであることが求められています。本研究では充足可能性判定(SAT; Boolean Satisfiability)と呼ばれるアルゴリズムを使用したスタンダードセルレイアウトの面積最適化手法を提案しております。本手法ではトランジスタの配置の制約および各端子の接続の制約を論理式で表現することにより充足可能性判定への定式化を行い、制約を満たす最小のレイアウトを生成することができます。