Date: Sun, 27 Apr 1997 21:59:33 +0900 (JST) From: JF1XPY Yamashita Subject: from nasu やました@LS会です。 昨日の夕方(4/26)、小山からトレーラーを運んできました。 昨日は小山で飛びましたが、2600mまで上がれました。 午前中に離陸したモグラが、筑波山〜加波山で上がっているという 無線が入ったのでみんな東の方へ向かいましたが、小貝川から東の 沈下が非常に強くて(−5振り切れ)、何度も低くなりました。 東から戻って下館のあたりまでくるとサーマルがあるので、 そこに多数の機体が集まりました。そして「下館で上がっている」 という無線を聞いた後発の機体は、みんな下館で離脱するので 大混雑でした。 1400mあたりにシアがあったようで、これより上にあがるのが 難しかったです。 結局筑波山〜加波山〜雨巻山と小貝川の間は広くて非常に強い 沈下になっていたようです。−5振り切れがずっと続くので 最寄りの鬼怒川河川敷にすら届くかどうかぎりぎりというパスが 続きました(コース取りが悪かっただけ:-P)。この日は街or工場 が良かったようです。  今日(4/27)は黒磯の滑空場をモグラで地形慣熟してからLSで離陸しました。 対地2000ftで離脱してサーマルを乗り継いで茶臼岳にきました。 那須スキー場のあたりにコンバージェンスがあったようで、ずっと ここにいました。雲底は3000mでしたが、一瞬だけウエーブの ようなものに遭遇し、3300mまで上がれました。 Date: Wed, 30 Apr 1997 11:59:20 +0900 (JST) From: JF1XPY Yamashita やました@LS会です。 昨夜黒磯からトレーラーを引いて帰ってきました。 ★昨日のレポートです。 朝7時半にはすでに晴れていて、ローター雲が出来ていました。 朝一で飛んだファルケはウエーブに入れたそうですが、 10時ごろにはなくなっていたようです。 その後コンディションはブルーで、菊池さんですら「あまりよくない」と言う ほどの悪い条件でしたが、13時すぎに山の方に積雲がではじめたので 離陸しました。 3000ftまで曳航してもらおうと思いましたが、途中でサーマルに あたったので1000円けちって2500ftで離脱。でもあまり良く上がれなくて 先に飛んでいた富士重PW-5(JA2561)とヤンター(JA2248)ともがいていましたが、 やがて山肌に到達。山に近いところを飛ぶのは恐かったですが、山から 少し(100m?)離れたところに強いプラスがあって、雲底(1600mMSL) と尾根(1400m)の間であそんでいました。ロープウエーの駅から 山頂まで人が大勢歩いてる目の前で3機でガグルを組んだりしました。 山の方にも少しずつ近付いてみて、どの尾根からプラスが出るのか探って いました。茶臼岳から出ている煙(水蒸気)を見ると西風なので山の裏側の 方が条件が良さそうです。このとき飛んでいた野崎さんと市川展さんが、やはり 茶臼岳の裏で上がっているというので何度かトライしましたが、万一 裏側で上がれなかったときの逃げ口がみつからなかったのでためらって いました。市川さんが無線で呼んできたのですが、 「高度が保てなくてクリアランスが取れないから行けません」 といったところ、「クリアランスなんていらないんだよ」とのお返事(^^; 高度が落されてもすぐ逃げられるように尾根沿いに飛んで、尾根の一番低いところ まで山に寄せていくと、沈下にはまって登山道との 距離がだんだん近付いて来るし、目の前に山が迫ってくるので耐えられなく なって逃げてしまいました。 もう一度南側の雲で高度を上げて再挑戦しました。茶臼岳の方を 目指すから高度が足りなくなるようなので、山の南端から西へまわって みました。今度はあまり高度が落ちなくて、山の裏側は案の定西風で じわじわと高度が上がってきました。山頂にコンバージェンスが できていたようで、南側の積雲よりも高い2150mまであがれました。 -.. . .--- ..-. .---- -..- .--. -.-- -.-. ..- .- --. -. 東京大学大学院 工学系研究科 電子工学専攻 浅田研究室 D1 やましたたかひろ http://www.mos.t.u-tokyo.ac.jp/‾taka/