Date: Wed, 13 Nov 1996 12:44:34 +0900 (JST) From: JF1XPY Yamashita 10月27日に飛んできました。 前日に寒冷前線が抜け、寒気を伴った移動性高気圧が張り出してくる 予報でした。小山に行ってみると単座機数機がすでに準備されていました。 しかし12時を過ぎても積雲の出る気配はなく、逆転層が見えます。 偵察用に飛ばしたKa-6とヤンター(クラブの機体)はいくら待っても 降りてこないので、個人機もどんどん飛んで行きました。 あちこちで野焼きをしているので煙の流れを参考にサーマルが探せました。 トップは1300mでした。 弱い南東風で、関宿も悪くないという無線が入ったので関宿に行こうと 思いましたが、GPSに関宿をインプットしていなかったことに上空で 気付きました。南の方に少し(15kmくらい)伸ばして みましたがヒットしないので戻りました。帰りは沈下が強くてだいぶ 落されました。 小山絹の西2kmのところに大きな煙があがっていたので近付いて ゆくと、機体が7ー8機まわっていました。(他機がぜんぜん見あたらなかっ たけど、外に出られなかったのはぼくだけじゃなかったんですね) 長い間高いところにいたので寒くなり、脚がつりそうになりました。 ここで脚がつったら死ぬのかなあと思い、早く降りるためにスピード 出したところ、余計に風が入ってきてますます寒くなるのでやめました。 日も傾いてきたころ、0.1のサーマル(煙)で風下5km高度400mで まわっていました。すると100m以上低い高度でPW-5が入ってきました。 彼は2、3周してだめだと判断すると、さらに風下に伸ばして行きます。 たしかに風下には新しい野焼きがありますが、まだ出来たばかりで 煙は地面付近にしかありません。どうするのかと思って見ていると、 宇大OBのアスティアがぼくの100m上を同じように北に行きます。 今いってもまだ煙は上がっていないと思い、しばらくぼくはここで 待っていました。煙が十分上がってきて彼らが旋回しているのを見てから そちらへ移りました。それにしてもPW-5はなかなかの勇気です。 クラブハウスに戻って、天気予報を見ました。15時の天気図では 高気圧はすでに日本の東海上に出てしまい、関東地方は高気圧の 後面でした。みんなはビッグデーを予想して集まったのですが、 これならしかたがありません。 家に帰ってバロをあけてみました。今日は一度低くなって上がり直したり、 サーマルを移って途中から上昇率が良くなったりしておもしろい バロがとれているはずなのですが、、、ネジの巻き忘れでバロは 一本の縦線になっていました T_T -.. . .--- ..-. .---- -..- .--. -.-- --... ...-- - ..- ...-.- . . | やました たかひろ @ 東京大学大学院工学系研究科電子情報工学専攻| | URL:http://www.mos.t.u-tokyo.ac.jp/~taka/ 浅田研究室 M2| --------- de JF1XPY @ JA1YWX.10.JNET1.JPN.AS --------------------