ポートレート撮影について

ポートレートの撮影では機動性を考えて見れば解るように35mmの一眼レフが よろしいかと思います。

中判でも645でしたら本体サイズも小さいのでよろしいかと思いますが、もっと大きい カメラだとブレが心配になってきます。(それでも三脚等を使って撮影されるのでしたら、 またはスタジオ等でファッション系(オートクチュール・プレタポルテ等)の撮影では よく使われているようです)

まあ、どちらにしても、開放F値の明るいレンズ(F2.8以上)でなるべく開放付近 で撮影すると背景のボケがきれいな写真になるのでよろしいかと思われます。

なお、ポートレートで早く上手くなりたいとお思いでしたら撮影会に参加してガンガン 撮りまくると思ったよりも上達が早いように思います。

なお、この場合も最初の内はデータを記録すると後でいろいろと参考になるので、 記録しておくことをお奨めします。(しかし、データを取ることにばかり気にしていて は肝心の事(良いものを撮ろうとする事)の方がおろそかになってしまってはしょうが ないので出来るだけという程度でデータを取ることが重要なのでは無く良いものを撮る ことが重要なのであるという事を忘れないで下さい)

ちなみにこんな事をいっていますが自分自身に関していえばデータなんて覚えている 範囲でいいや、などと思っていてネイチャーをやるとき以外は(つまりポートレートを 撮るときは)全然データなど取っていません。

細かいことは経験を積んでいけば幾らでも後からついてくるのでテクニカルな事より も、感性とか個性的な作品にすることの方を重要視した方が入賞するという事では 早いと思います。(うまい写真ばかりが入賞する訳では無いようなので)

(簡単に解りやすい例では、ピントに関しても多少甘くても入賞するものもあるし、 いくらピントが良くても入賞しないものもありますので感性で勝負と思っていると 良いのではないかと思います)

フィルムはネガの方がプリントとしては良いように思いますので自分では今はネガを 中心にしています。(ダイレクトプリントも各社(下記3社)使ってみましたがどこも良いと思えませんでした。四つ切り、ワイド四つ切り時)

コダックはエクター25,フジはNS160,コニカはインプレッサ50を使っています。 特にエクター25は35mmカメラで中判で撮ったような粒状性(超微粒子) で(四つ切り等に拡大した時)一回 このフィルムで撮影したものを見てしまうと出来るだけこのフィルムで撮れるものなら 撮ろうと思ってしまう魔力のようなものを持っているフィルムであると思います。 (ISO25なので使いづらいとは思いますが晴天の時などはあまり変わらない (2絞り分暗いだけ))

アグファやライトバン,スコッチ,三菱などは使ったことが無いのでよく解りません。 (撮影会等を主催してくれないと使う気にもなれないので)

詳しいことについてはヨドバシカメラのフィルム完全カタログ(無料)や、カメラ雑誌 などを参考の上、自分で使ってみて自分にあったもの(フィルム)を見つけて下さい。

ポートレートにおいてもソフト効果を使った作例も良く見かけますが、一般的に 黒髪の人より金髪の人の方がソフト効果についてはより効果的であるように思われます。

ポートレート(特に女性を撮る場合)は、少しオーバー目の露出の方がきれいに撮れる のではないかと思います(ネガフィルム使用時)。 しかし、その場の雰囲気でアンダー目の方がいいということも あると思いますので、その辺はいろいろ経験に基づいた独自の表現をされることが重要で あると思います。

フィルターもいろいろ出ていますが、自分の表現方法としてそのフィルターが適切だと の判断の基にフィルターを使われるのは構わないと思いますが、フィルターがあるから 使わなければいけないと言うものでは無いのでフィルターに使われるような事は ないようにしましょう。

まあ、フィルターを買ったばかりの時は使いこなすまでは、いろいろな時に使って みたくなるのも解りますので、使った場合と使わない場合の両方を撮っておいて、 後でそのどちらかを選ぶという方法が良いのかもしれません。

どちらにしても他人と比べるまでは自分のが一番だと思うと思いますのでそのレベルまで いっていると思ったらコンテストに応募しましょう。

ただ、自分ではものすごく良く撮れていると思っていて、コンテストに応募をして も評価してもらえないのはどうしてなんだなどとお思いでしたら、機材のチェック をしてみて下さい。多分ポートレートの場合では開放F値の大きい暗いレンズで 撮影されているのではないかと思います。 大口径のF値の小さい明るいレンズで撮ってみて下さい。この頃はズームレンズ でもF2.8のレンズが各社から出ていますのでその様なレンズの使用をお奨めします。

もし、値段が高すぎてなかなかふんぎりがつかないということも自分の経験から 良く解りますが、例えば、キャノン、ペンタックス、京セラのカメラをお使いでしたら それぞれの主催する撮影会でカメラの機材を貸し出してくれるのでその様な時に 借りてみて自分のものと撮り比べてみると解ると思います。

その他のカメラをお持ちの方はフィルムメーカー主催の撮影会などで貸出を 行う時(どこでどのメーカーのものを貸し出しているかなどの情報はご自分のカメラ メーカーや撮影会を主催しているところに問い合わせ下さい。) などの機会に同じように撮り比べてみると解ると思います。

なお、くれぐれも、ルール違反だけはしないようにしましょう。 (コンテスト応募時や撮影会会場等で)


写真のページに戻る

TOPのページに戻る

浅田研のホームページに戻る


鈴木 真一 / 113東京都文京区本郷7-3-1/東京大学工学部電子工学科 / 浅田研究室 / 電話:03-3812-2111(内線6771) / E-mail:suzuki@silicon.t.u-tokyo.ac.jp